3rd Album「At Home」(配信限定)

2020年 MOF-104

Spotify  Apple Music

 

1.Leaving Home

2.Summer Camp

3.チルサクラサク

4.Flower has withered

5.雨に唄えば

6.Night Has Come

7.Hometown

8.I will Find You

9.Loop End

10.the door on the 6th floor

 

All Instruments by Hiroshi Fukutomi

2nd Album 「Memory Stones」 

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2014年 MOF Records MOF-101

 

1.雲のさき

2.Minor King

3.Automata

4.サイゴノユキ

5.星の住処

6.It's been a long night

7.雨に唄えば

8.Memory Stones

9.廻る世界

10.Trees & Branches

 

福冨博(gt)、佐藤浩一(pf)

安田幸司(ba)、則武諒(ds)

 


1st Album Rings of Saturn」

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2010年 D-musica DMCD-04 

 

1. Rings of Saturn 

2. Lost and Found 

3. Lotus 

4. Sakasama-no-Tokei 

5. The Place We Had

6. New Moon 

7. Chasing 

福冨 博(gt)  山本 昌広(sax)  
佐藤浩一(pf) 池尻洋史(ba) 柴田亮(ds)

Manhole Traveler

 

2019年 MOF-997

 

配信限定シングル

 

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Coffee Break in the Shuttle

 

2019年 MOF Records MOF-999

 

配信限定シングル

 

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TayuTou 1st Album

ドラマ「銭形警部」オリジナル・サウンドトラック(得田真裕)

ドラマ「嫌われる勇気」オリジナル・サウンドトラック(得田真裕)

Efflorescence (Mari Yamashita)

ALIVE (Misturu Hirayama)

Perfect World (Nikolay Moiseenko)

星降る海のとき(Mari Yamashita)

INTERACTIVE (Mitsuru Hirayama)


On The Far Side (Afriko)


GuitarFreaksXG2&DrumManiaXG2 Original Soundtracks 2nd season

Come Back Alive(Aiko Oi)に参加。


Review For 「Memory Stones」

 清らかに伸びるアコースティック・ギターの音で始まる本作は、’10年1月に『Rings of Saturn』でリーダー作デビューを果たした福冨の第2作。ピアノの佐藤浩一、ベースに安田幸司、ドラムに則武諒と才気溢れる若手を擁した全編オリジナル曲の意欲作だ。福冨が奏でるエレクトリック、アコースティック(ハーモニカも披露)には、無駄がなく、絵心に満ちた表現力を感じる。トラディショナルなスウィングやバップを吸収したあとに生まれた現代の音楽が聴こえてくる秀作。

                                              — 山中弘行、Jazz Guitar Book

 バークリー音楽大学出身の新世代俊才ギタリスト、福冨の2作目で、自身の心象を写した透明感と浮遊感のあるそのナイーブな音世界は、温かみとしなやかさも兼ね備えた実に蠱惑的なもの。美メロとも呼べそうな印象的なナンバーが並ぶが、今作はギター・カルテット(デビュー作はサックス入り)で、①など数曲でアコギも使用。それだけにその淡彩な表現が一層鮮明に浮き彫りにされる。ピアノの佐藤以下の精鋭達も卓越な出来栄え。

                                         — 小西啓一、JAZZ JAPAN

 ジャズ・ギターの枠にとらわれない柔軟で斬新な活動を続ける福冨博の2nd作。今回もオリジナルをそろえ、前作で示した”理想郷的な映像表現”に磨きをかけながら、”軽み”を加えるという変化を見せている。これは彼の音楽観とリスナーをマッチングさせる部分に大きな影響を与えている。さらに彼のサウンドをメロディアスのひと言で片付けられない理由にも関係し、叙情性へのダイレクトなリンクにも役立っていると言える。こうした手法は構築美を前面に出したブリティッシュ・ロックにも似ているが、日本独特の情緒を中心に据えた瑞々しさを表現している点で、従来のフュージョンとは一線を画した感がある。

                                    — 富澤えいち、 Jazz life